これまでお家でセルフ英語学習を2年以上続けてきたお子さんならそろそろ
日本語と共に英語力にも伸びが見えてくるごろでしょう。
今回はさらに我が子の英語上達のために必ず取り入れて欲しい
英語えほんの読み聞かせの効果と具体的な学習方法についてご紹介したいと思います。
英語センテンスの繰り返す効果
子供が日本語を覚えていくプロセスを考えると最初は単語から次に2語文、3語文と段々複雑な会話ができるようになりますよね。
子供が英語を話せるようになるのもそれと同じなんです。
英語は全然できないよ と言うママにとってもわかるぐらいの簡単な単語や短い英文を繰り返し聞き流すだけで、子供にとっては日本語と違う一つの言語として区別する力を備えてきます。
どんな絵本から始めるべきか迷う方は、世界的にも有名なThe very hungly caterpillerの作家
Eric Carle (エリックカール)えほんが本当におすすめです。
特に、
「Brown bear, Brown bear, What Do You see? 」
「Polar Bear ,Polar Bear, What Do You Hear?」
「Today Is Monday」
これらの作品は動物の名前や曜日、会話で使える英語文が繰り返し登場します。
特徴的なイラストを楽しみながら読んでいるうちに英文を丸ごと覚えることができるのでエリックカールの絵本が好きと言う方は是非活用してみてください。
我が家の場合、家事などで手が開かない時は簡単な助動詞が入る英文のCDを毎日かけ流すようにしていますが、意味が知らないはずなのに、ある日突然、子供が英文音声の後に声を真似して繰り返して話す様子があり、
子供は周りから聞こえてくる音をどんどん吸収して行くことのがはっきりと分かりました。
それからはCD音声が流れると英文に沿ってイラストを見せたり体でモノマネをしながら言葉と意味をマッチングさせてあげる作業の繰り返してきました。
例えば、「The butterfly can fly」( 蝶は飛べます)
と英文の音声を子供に聞かせたら鳥が羽を伸ばして飛んでいる真似をしてあげました。ママが楽しそうに遊び始めるとそれに興味を示さない子供はそういないと思います。
どの本でもまずは遊び感覚で子供と英語で本を読む時間を楽しむことが大切です。
そのうちママ自身も英語学習が楽しく感じるようになりやる気が増して、もっと子供と英語て遊びたいと思うようになってくるはずです。
YouTubeを最大活用する
英語は苦手。というママさんはYouTubeを活用したおうち英語学習がおすすめです。
私も子供に英本を読み聞かせる時に、どう発音するか分からない単語を見かける場合があります。そんな時は無理して読み上げようとせずに、YouTubeで絵本のタイトルを検索して、
子供と一緒に手元にある絵本と動画の画面を追いめくりながら一度最初から観て行きます。子供は自分の持っている絵本と一緒だ!と興味を示してくれます。
子供がそのYouTubeのコンテンツに全く興味を示さない場合は、無理して観させようとせず、他の動画に変えてみたり、少し時間を置いてから次の日にもう一度試してみましょう。
我が家では毎朝、朝ごはんを食べながらネイティブの読み聞かせを流しています。
毎日同じものではなくても良いので子供に「今日はどれにする?」と軽く意見を聞いてみてください。
しかし、パソコンやスマホの操作がもうできる年齢のお子さんは注意していただきたいです。お子様が英語学習とは無関係のコンテンツを見たがる場合、「これはダメ」と否定するのではなく、まず、見て欲しいコンテンツを先に見てから好きなものに順番をつけたり、逆に時間を決めて、好きのものを10分観たら、ママの好きなものを一緒に観ようとお子様の意見を尊重しながら進めるのが良いでしょう。
また、時間がある時に、お母さんが子供に観て欲しい英語動画リストを作って置いたり、あまり観て欲しくないコンテンツは再生リストから省いておく作業が必要です。
もちろん子供がずっとYouTubeを観ている姿はあまりよく思われませんが、
しっかりした有益なコンテンツを、ルールに従って取り入れることでママがいつまでも付き添う負担も軽減でき、子供にとっても良い学習環境を作ることができます。
英語絵本で学ぶ英語コンテンツの中には、楽しく歌を取り入れた作品も多数あります。
著者の息子が3歳のとき、同じコンテンツを何度かかけ流しているうちにエリックカールのえほんの英文を丸ごと暗記するようになりました。
言語を取得する時期の子供の学習スピードは本当に素晴らしいものです。
毎度も驚かされる楽しみをママのモチベーションに繋げていって欲しいですね。
著者一押しのYouTube英語絵本コンテンツ
- Sera Sensei 英会話
- VidsWithRy
- Illuminated Films
- Mrs. Clark’s Reading Corner
どのチャンネルも素晴らしいコンテンツがたくさんです。
Sera Sensei英会話の場合、英会話レッスンに来ているような感じで英単語をたくさん学習することができます。一つのコンテンツがお子様の負担にならない5分程度ですから毎日取り組めば大きな成果につながると思います。
是非これまで紹介した内容を有効に活用して楽しいおうち英語を進めてください。
子供の好きなテーマを見つける
おうちでの英語学習において抑えておきたいポイントは、子供の興味のあるものから進めていくことです。
例えば、男の子なら働く車の種類を英語で教えるとか動物好きなら英語で動物の種類を言ってあげましょう。
まずお子さんの関心を持っているものを日本語の単語と同時に英単語もインプットしてあげると効果的です。
著者の息子の場合、絵本で象さんの写真を観たときに
「みっちゃんの好きなゾウさんだね。In English Elephant!」
と2−3回繰り返しているうちにものには色んな言い方があると気付くようになります。それがなお自分の大好きなものならとっても早いスピードで覚えてきます。
もちろんお仕事でお忙しいママさんにはいちいち英語で単語を言ってあげる暇なんてないよと感じるかも知れませんが、子供の言語取得には周りの大人の絶えない協力が必要ですし、それが非ネイティムの英語なら意識的に取り組む努力は欠かせないものだと思います。
英語えほんの読み聞かせる時間をルーティン化する
何も英語に触れたことがない状態でいきなり英語えほんの読み聞かせる効果について疑う方もいらっしゃいますが、母国語である日本語でも最初は何も言葉がわからない状態で生まれます。
毎日少しずつ単語や言葉を聞いているうちに日本語の意味が分かってきて会話ができるようになるのですから、英語も同じように毎日、簡単な英単語が書いてある絵本から少しずつ取り組み、英語が日常に当たり前になる環境を作るのが大事です。
そのためには毎日の決まった時間に「えほんの時間だね今日はどんな絵本にしようかな〜?OOちゃんが持ってきてくれる?」
のように声かけることを習慣化して行くことが必要です。
家事や仕事で忙しくて忘れてしまうと言う方は、タイマーを設定して子供にアラームを聞かせてこのアラームはえほんの時間だと認識させると本当に効果的です。
我が家の場合、私が子供に絵本読もうと言っても最初はなかなか興味を示さなかったり他のおもちゃで遊んでばかりでした。
ママの言うことを聞かないならキッチンアラームを使って寝る30分前はテレビなどは全て消して布団の中でえほんを読む時間に何度も仕掛けてきました。
1ヶ月ほど続けた結果、9時以降にはアラームの音を聴くと観ていたYouTubeをとめて自ら「みっちゃん、本読んで寝る」と自分から言ってくるようになりました。
5歳以下の子供はとっても環境に対する柔軟性があるので早いうちに習慣を作る助けをすると良いですね。
ある程度英語絵本を揃えて目の触れるところにおいて置くのも効果的です。
おうちでバイリンガルの第一歩 英語えほん読み聞かせの効果と進め方 まとめ
英語えほんの読みかけせる効果と進め方についてこれまでの内容をまとめると、
- 日本語を覚えるプロセスと同じように簡単な英文から繰り返して聞かせる
- エリックカールの絵本は幼児英語学習に最適
- 子供と英語で触れ合う時間を楽しい遊びとする
- YouTubeを上手に活用して日常から英語環境を作る
- 毎日決まった時間に英語絵本の読み聞かせをする
- バイリンガルになるには意識的に英語を取り入れる絶えない努力が必要
海外に行くことなく、おうち英語だけで英語力を育てることは相当のエネルギーと根気を要します。
ママやパパさんの普段からの努力は必要ですが、我が子がもっと賢く、英語力を備えた上でこれからたくさん学んで明るい未来を生きて欲しいと思うともっとやってあげたい気持ちが湧いてくるものです。
しかしプレッシャーや義務感でやるのではなく、親子で英語を楽しむことを心がけて毎日の積み重ねていくことが何より大切です。