育児ノート

就学前子供の習い事人気 始める時期と効果

習いこと人気

  

3歳を過ぎるころになると、気になってくるのが子どもの習い事

保育園や幼稚園のお友達の習い事情報を聞くと、へぇ~と感心しつつ、うちも何かやらせた方がいいのかな?なんて、内心少し焦ったりもしますよね。

また子ども自身が、「○○を習ってみたい!」と言い出したり、

「うちの子、○○が得意みたいだから習わせてみようかしら・・・」

と親の方が思案するなど、自発的に始めるケースもよくあります。

オリンピック選手や各界のプロ選手は、小さい頃からその競技や分野に関する習い事を始めていることが多いです。

専門的な指導と継続する環境を整えることは、子どもの才能の開花に必要なことかもしれません。

  



 

 

イマドキの習い事ランキング

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では、皆さんどのような習い事が人気なのでしょうか。

参考に、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」運営会社(アクトインディ株式会社)が、2019年に2歳以下の子どもを持つ全国の保護者を対象にしたアンケートによると、

 

  • 1位:水泳
  • 2位:学習塾・公文
  • 3位:英語
  • 4位:ピアノ、エレクトーン
  • 5位:体操
  • 6位:書道、習字
  • 7位:サッカー
  • 8位:ジャズ、ストリート、チアなどのダンス
  • 9位:そろばん
  • 10位:柔道、剣道、空手などの武道

でした。

他にも複数の調査があるようですが、

特に人気がある習いことで常に上位にあがるのは水泳、英語、ピアノ、学習塾あたりのようです。

  

 「参考資料」

アクトインディ株式会社(情報サイト「いこーよ」運営会社) 習い事調査 https://iko-yo.net/press/releases/384

株式会社イオレ 子どもの習い事に関するアンケート調査https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000030850.html

cozre 子どもの習い事に関するアンケート調査 https://feature.cozre.jp/76847

   

 

ちなみに、どんな習い事をしたら頭のいい子になるのかと考えてしまうのも親心。

ちょっと古いデータですが、東大生が発行している「東京大学新聞」が、

2014年に東大生と東大大学院生360人を対象に、小学生の頃の習い事を独自調査しています。

それも追加で紹介します。

  • 1位:水泳
  • 2位:楽器・音楽関連(ピアノなど)
  • 3位:進学塾(中学受験を主に目的にしたもの)
  • 4位:英会話
  • 5位:学習塾
  • 6位:書道
  • 7位:サッカー・フットサル
  • 8位:武道(剣道・柔道など)
  • 9位:バレエ、ダンス、体操
  • 10位:野球

 

やはり水泳、音楽、知育教室、英語教室が上位に挙げられていますね。

水泳が1位になっているのは、幼い頃から始められるし、

幼児期の身体能力を向上させることが脳に良い刺激を与えて知能向上に効果があると分かったからでしょうか。



  



習い事は何歳から始めるのがベスト?

先にあげたcozre(子ズレ)の調査によると、初めて習い事に取り組んだ年齢の1位は「0歳」(35%)だったそうです。

前年の調査では4歳の割合(前回約42%)が1位だったようですが、その結果が大きく減少する一方、0歳の割合(前回約22%)が大幅に増加し、習い事は早期化傾向にあると言えます。

 各年齢の割合は

  •  0歳:35%
  •  1歳:11%
  •  2歳:15%
  •  3歳:20%
  •  4歳:11%
  •  5歳:5%
  •  6歳:2%

 ちなみにアクトインディ株式会社の調査では2歳以下で3つ以上の習い事をしていると回答した家庭も6%いました。

また、保育園に通わない家庭では幼稚園入園前に集団生活の練習が目的で、複数の習い事に通う子どももいるようです。

世間一般ではこういった早期教育を批判する声もありますが、

1歳からの習いことに賛成する方の中では、

  • 子供の好き嫌いを見つけるこどができる。
  • 社会性を育むことができる。
  • 様々なものことに触れて刺激を与えるこどができる

という意見もありました。

著者も一人の親として早期に英語学習やピアノレッスン、水泳のような習いことには賛成ですが、

何より子供の気質や様子をしっかり観察して始める時期を見測るのがベストでしょう。

  

習い事で得られる効果は?

さて、それぞれの習いことの効果について探ってみましょう。

水泳

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水泳の効果としては、基礎的な身体能力と体力の向上が期待できることの他、目標やタイムが明確で意欲を持って取り組める、他者との競争心を芽生えさせるといったことがあります。

サッカーや野球などのチームワークが求められる習い事とは違い、水泳は個人競技であることも他の運動系習い事との大きな違いでしょう。

オリンピックレベルとなるとまた別ですが、ある程度のレベルまでであれば、自分自身が頑張れば頑張っただけ結果につながるという経験は努力とそれに比例する達成感が味わえます。

 また先にあげた東大新聞の調査によると、水泳の習い事は東大入試の点数には直結しないように思われますが、

全体の半数近い約47%の人が東大合格に「とても役に立った」「ある程度役に立った」と回答しました。

これは、水泳を継続することが「体力向上面」と「頑張ればそれに値する結果がついてくるという考え方」が受験勉強に応用出来たのかもしれません。

水泳をしている家族のイラスト

大阪市の水泳教室

・NSI桜宮スイミングスクールhttps://www.nsi-sports.co.jp/school/osaka/nsi_sakura/

・サンタマリアスイミングスクールhttp://www.josei.ed.jp/html-ss/

・スポーツオアシススイミングスクールhttps://www.sportsoasis.co.jp/

   

学習塾・公文

寺子屋で学ぶ子供たちのイラスト

  

勉強習慣を日常のこととするのは、小さい頃からコツコツと勉強を続けることでなされます。

特に幼児期のうちは子どもが自発的に勉強をするというよりは、保護者の方が環境を整えることで習慣化します。

幼児期から習い事をさせる意識の高い保護者であればなおさら勉強でいい成績をとるためには習慣化が必要だと感がる傾向が強いかもしれません。

しかも、公文などの自主学習形式の学習塾で、自分の学年以上の課題に取り組むことによって、学校で周りより一歩リードして勉強を進めることができ、子ども自身の自信につながるという効果も期待できるでしょう。

 「オススメ知育教室」

公文式学習教室 https://www.kumon.ne.jp/

七田式教室 https://www.shichida.co.jp/class/

学研教室 https://www.889100.com/

英語

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2020年度からは小学3年生から英語教育も必修化されることもあり、英語系の習い事は特に人気が高まっています。

英語などの言語の習得には、なんと言っても繰り返すこと。

その言語に接する時間を増やすことが大切と言われています。

 つまり、英語を「勉強」するのではなく、言語の一つとして遊びや生活に取り入れて

何より保護者も一緒に楽しんで触れていくことがとっても重要です。

お子さんが興味のある動画コンテンツを利用するなど、日常を英語漬けにすることによって興味を持って自分から英語を知りたい、学びたいと思わせるしかけづくりもいろいろ考えられています。

インターナショナルプリスクール(英語で保育・教育する保育園、幼稚園など)に通わせる保護者も増えていますよね。

スクールや英会話教室を選ぶポイントとしては

ネイティブの講師がいるかどうか、少人数で集中出来る環境かどうかなどが挙げられます。

子供向け英語教室のイラスト

「オススメ英語教育機関

YMCA英語幼児園 https://osakaymca.ac.jp/language/ik/guide.html

英語教育の王道、歴史ある長年のノウハウとしかりしたプログラムが特徴

アートリンガル外国語学院 https://artlingual.com

実力あるネイティブ講師で少人数レッスン。他に比べ低価格な所も利点。

アロハキッズ https://www.aloha-kids.net/why-aloha-kids/

子供が言語を覚えていくプロセスを活用し、豊富にエクササイズを取り組んでいる

  

  

音楽レッスン ー ピアノ・エレクトーン

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全体的な割合は減ってきているという結果もありますが、根強く特に女の子に人気なのがピアノ・エレクトーンです。

『100万人が信頼した脳科学者の絶対に賢い子になる子育てバイプル ージョン・メディナ 著』によると、

音楽を学ぶと共感力が得られるして子供が7歳以前からなんらかの楽器のレッスンを少なくとも10年間続けることを勧めています。

音楽レッスンを継続的にしてきた子供はそうでない子供に比べて脳幹が発達し、人の細かいの声や感情を察知することに優れているとの研究結果もあったようです。

また、右手と左手で違う動きを必要とする楽器の演奏は脳を活性化させ、脳をバランス良く発達させると言われています。

何より、コツコツと毎日練習を続ける習慣や「きちんと練習を続けたら弾けるようになった」という成功体験の積み重ねなど、水泳と同様「目標に向かって頑張る力」を身に付けるのに最適な習い事と言えるでしょう。

ただし特に幼児期のうちは、「子どもに自宅でコツコツと練習を続けさせるのに保護者が苦労する、叱ってしまう」という声も多いのが難しいところです。

ピアノを習うことで「失敗体験」や「嫌な思い出」にさせないために、子どもを上手に褒めて楽しく練習習慣をつけてあげるのが大切です。

  

「オススメ音楽教室」

 ・ヤマハ音楽教室 https://www.yamaha-ongaku.com/music-school/

 ・カワイ音楽教室 https://music.kawai.jp/

 ・EYES-KIDSこども藝術かれっじ https://eys-kids.com/



就学前子供の習いこと人気 始める時期と効果 まとめ

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保護者としては、習い事で習ったことができるようになったり、上達する様子を見るのは嬉しいものです。

しかし、子どもが練習に集中できず、真面目に取り組まなかったり、なかなか進級ができなかったりすると、つい叱ってしまって悩んだりする気持ちもわかります。

でも習い事をするメリットは、その結果だけでなく習い事を通して子どもたちが身に付けていく発見、向上心努力する姿勢思考力やり抜く力など、形として現れない非認知能力といった部分が大半です。

親の期待通り出来ないとして叱ってしまては、習い事へのやる気を失うだけでなく子どもの自信を奪ってしまいかねません。

結果にこだわらず、それまでの努力や過程をしっかり褒めてあげる

以前と比べてどれだけ進んだか、成長したかを実感させる。

これが習い事を通じて子どもの将来的な心の財産として蓄積されるのかもしれません。

一方で、素晴らしい指導者や環境に恵まれることで思いもしなかった才能が発見されることもあります。

まずは、よその子供と比較したり焦ったりしないで、お子さんの興味や関心が何に向かっているのかをよく観察して、ぜひその子自身に合う習い事を見つけてあげたいものですね!



 

   



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ゆんゆん
日本在主13年韓国人ママ。韓国語・英語・日本語の3か国語育児中。 チャイルドコーチングアドバイザー。チャイルド総合心理カウンセラー。 毎日の一歩、小さな成功で達成できない目標はない。今を楽しんであるものに感謝して生きること。韓ドラはもちろん海外ドラマ大好き、食べ飲み好き、パンとかワインとか、でも主な趣味はランニングと激しいトレーニング。