子どもが2歳になると、
足腰もしっかりしてきて身体を動かす時間も増えてきます。
ママとしては我が子がモリモリ食べてぐんぐんと大きくなってほしいと思いますが、
思い通りに食事が進まなかったり、好きなものばっかり食べて栄養が偏ったり
食べムラが激しかったりすると頑張ってご飯を作るママとしてはかなりストレスですよね。
私の2歳の息子ちゃんも離乳食が終わる頃から食に興味があまりなく、
同じ年齢の子供に比べて全然食べてくれないので今まで色々工夫を重ねて来ました。
その結果、最近はご飯とおかずもしっかり食べるようになって体重も身長も問題なく成長しています。
今回はそんなご飯を食べない子どもが心配な方のために、
その原因と対処法についてお話ししたいと思います。
子どもがご飯を食べない原因は様々
周りの子供はなんでもパクパク食べているのに、どうしてうちの子供は食にあまり興味が無いのか心配ですよね。
その原因としてはいくつか理由を考えられます。
- 間食を頻繁に与えてお腹が空いていない
- 敏感な体質で味や温度にこだわりがある
- 食事に集中できる環境が整っていない
- 同じようなメニュー、同じ食器に飽きている
- 体調が悪い
どれか心当たりはありませんか?
うちの子供の場合は若干、敏感な体質のようで温かい状態じゃないと食べてくれないことが多かったのですが、食が短い子どもにはこのような敏感体質の子が多い傾向があるそうです。
じっくり子供の様子を見ながら原因を把握して、それぞれの対策を考えてみましょう。
「食べない時の対処法1」ジュースやオヤツを与えない
甘いジュースや塩気のあるお菓子には次々と手が行くのにご飯は食べない。
自制心がまだ足りない子供にとって甘い菓子類は自分でコントロールすることが難しいのは当然でしょう。
果実100%のジュースはビタミンや水分が取れるので良いと考えるママといますが、食事の前に飲みすぎちゃうと、糖分が血糖値を上げ空腹感を感じにくいと言われます。
常に冷蔵庫にはいろんな種類のジュースを常備している方は要注意です。
2歳になって冷蔵庫が開けられるようになってからは踏み台を利用して自分でジュースを取ってこれるようになるので、できる限りお茶と牛乳以外はストックしないようにしましょう。
「食べない時の対処法2」外遊びでお腹を空かせる
ご飯を食べない原因として一番多いのがお腹が空いていないことが挙げられます。
当たり前ですが、お腹が空いていたら本能が働き少しは食べてくれるようになります。
2歳になるとある程度の運動量も増えるので、子供が動きたがる範囲内なら思いっきり遊ばせても大丈夫でしょう。
お昼を食べる前、夕飯の前には近くの公園などに行ってたくさん体を動かさせて見ましょう。
「食べない時の対処法3」適量を温かい状態で与える
我が子が周りより少し敏感かな?と思われるなら、冷めた食べ物より温かい状態のものを準備しましょう。
実際、うちの息子ちゃんもご飯が冷めて来たら急に食べなくなったり、お菜も煮込み類で暖かくしたものじゃないと食べてくれませんでした。
そのため、夏でも炊きたての白ご飯を保温箱に入れて持ち歩いていました。
お家でも子供用の食器は保温機能があるステンレス製のものにして、食事が終わるまで温度を維持できるようにしています。
また、子供にたくさん食べて欲しい気持ちで量を決めずに食べれるだげ与えてしまうのは控えた方が良いでしょう。
2歳児の食事目安は炭水化物が1日でご飯が約200gですので、一度で多く与えすぎないように量の調整も大事です。
「食べない時の対処法4」食事に集中できる環境を作る
テレビをつけっぱなしにしている
周りにオモチャが散らかっている
お菓子など子供が好きなものが目の当たる場所に置いてある
食事の時間にこういう状況になっていませんか?
スムーズな食事のためには子供がまだ小さなうちから
食事は健康を維持するために美味しく食べることに集中するものと決めてルールのように
毎日同じ環境を作っていくことが大事です。
うちの息子ちゃんも食べ物にあまり興味がなく、じっと座って入れず、食べてる最中におもちゃと遊んでご飯は二の次でした。
しかし最近は食事の支度の前からテレビは消しておもちゃは綺麗に片付けて
「ご飯食べる時間よ」と告げると子供椅子に座わって待つようになりました。
まだ柔軟性がある2歳前後なら何日かママのやり方次第で
徐々について来てくれるようになります。
「食べない時の対処法5」必要栄養素を含んだ食べやすいメニューを工夫する
脳が急成長すると言われる3歳までに必要な栄養素として、タンパク質、DHA、鉄があります。
タンパク質には成長ホルモン、DHAと鉄分は脳を作る材料として成長期の子供に欠かせない栄養素だと言われています。
食が短く、食べムラが激しい子どもでも、せめてこれらの栄養素が含まれた食事はさせたいものですよね。
良質なタンパク質源である納豆、豆腐、ダシが効いた卵焼きや、
鉄が豊富な青のり入れの味噌汁、
DHAが含まれるしらすをまぶしたご飯で最低限の栄養は取れるように簡単で食べやすいメニューを工夫して試してみましょう。
DHAには青魚が一番良いと言われますのでお魚が特に嫌いでなければ
ホカホカのご飯の上に焼き魚でも良いでしょう。
また、普段使っているものと違う食器で子供に食に興味を持たせる方法もあります。
食器を何パターンか違うものを用意して、可愛いプレートで出してみましょう。
新し物好きの子供は初めてみるものにきっと興味を持ってくれると思います。
「2歳児食事」食べムラが激しい子どもが心配!ご飯を食べない時の対処法 まとめ
子供がたくさん食べて、ぐんぐん成長して欲しい2歳の時期に、
食事に食べムラがあってり、せっかく作ったのに全然食べてくれなったりすると
親としては食事の時間がとっても辛く感じます。
しかし、子育て中に起こる様々な悩みに対応するにはママが子供に行動を押し付けるのではなく、
まず、子供の意思を尊重して理解してあげることが大切です。
`今は食べたくないのね、これは嫌なのね、そうかそうか`と一旦、子供がご飯を食べない状況を
受け入れてみることから始めましょう。
特に2歳は「第一反抗期」のピークとも呼ばれ、手がかかって当たり前な時期です。
食べたくない、これが嫌、あれが嫌と言うのは子供が自分の意思を持って自立心を育てている証拠だと思って、
食事習慣が落ち着いてくるまでは食べない時は無理せず子供のペースに合わせてあげてください。
そうすることで子どもは自分の気持ちをわかってもらっているという安心感で、
徐々に心を開きママの言ことも聞いてくれるようになうでしょう。
とにかく焦らずに楽な気持ちで子どもと付き合っていきましょう。
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