世の中はテクノロジーの発達で家の中で買い物ができたり、
検索するだけで知りたいことや世界中の情報がすぐ分かったり、
知らない場所も、行きたいところもスマホ一つで簡単に調べることができる時代です。
そんな様々な便利を与えてくれた技術の発展はありがたい反面、
私たちに深刻な問題を呼びかけています。
忙しい現代のママやパパにとって
子どもが何かに集中して大人しくしている間はとっても楽に感じます
私もちょっと前までは2歳の息子にスマホでYouTubeを見せぱなしにしたりして、
その間家事や仕事を済ませたりしていましたが、
最初は30分ぐらいだったのが、どんどんエスカレートして、
ほったらかしたら2時間以上見続けいることに危険を感じて、
今はほとんどスマホは見当たらいら場所において、
出来るだけ絵本やおもちゃで遊ぶように手助けしています。
もし、まだ幼い子どもにスマホを渡しっぱなしにしている方がいたら
1日も早く辞めさせるべきだと思います。
今回はそんな子どもがスマホやゲーム機をやり過ぎることに心配に思っている方のために
スマホ・ゲーム機が子どもに及ばす影響と
ストレスなく辞めさせる対策法について考えてみましょう。
スマホやゲーム機で遊ぶと自制心・創造性・思考力は育たない
近年、世界的にスマホやゲームが脳にあたえる影響について様々な研究が行われていますが、
大人でもスマホやゲームは依存になりやすいものです。
自制心がまだ発達しきれていない幼児のうちに長時間スマホやゲーム機を渡したままほったらかしにしてしまうとどうなるのでしょうか?
結論から言いますと、
幼児期から長時間ゲーム機やスマホで時間を過ごす子供の将来に、成功は見込めません。
これからのAIが進化し続ける世界を生き抜くために求められるのは
思考力、創造性のような人間固有の能力。
これらを育てるためには自発的に生のものにたくさん触れて、
手を動かせながら遊ぶ必要があります。
画面上の流れる映像は新鮮で子どもの興味を掴みますが、
見過ぎると目が悪くなるのは勿論のこと、
特に3歳までの間は五感がバランスよく刺激されることで脳の発達が促されますが、
まだ脳の発達が成熟していない時期に視覚と聴覚のみ刺激しすぎてしまうと、
脳の発達も偏ってしまう可能性があります。
長時間受け身の状態で子ども自身の主体的な体験の機会が減ってしまい、
思考力や創造力といった将来に必要となるスキルが育たない結果になるのです。
4歳を対象に目の前にあるマシュマロを与えて15分間我慢できたらもう一つあげると言って、
子供の反応を観察したアメリカので行われた有名な実験があります。
結果は15分我慢できたのは全体の3分の1の子供たちだけ。
このマシュマロテストに通過した子供は以降、
大学受験の成績が良くて決めたことは根気強くやり遂げ、肥満度が低くて健康面でも優れていることがわかりました。
つまり食べたいと言う感情的欲求より「我慢すれば、もう一つもらえる」と言う理性的思考力が出来たということです。
移動中の車や電車の中、外食の時に子どもを落ち着かせるために
子どもがスマホやゲーム機を欲しがるたびに
「はい、どうぞ」とすぐスマホを渡してしまう行為は
自制心はもちろん遊ぶものが何もない状況で子供の自ら楽しみを見つける力が育つ機会を失ってしまします。
それでは、どうすれば子どもがスマホやゲーム機の依存から救えるのでしょうか?
我が子が幸せな人生を送るためにースマホ・ゲーム機との賢い付き合い方
様々な悪影響を及ぼすスマホやゲーム依存。
子どもが深刻な状態になる前に防ぎたいものです。
ママやパパがどうしても大事な仕事があり、時間を稼ぎたいというときは、
スマホのような手にすっぽり入るサイズのものより、
テレビのような大きな画面でなるベル遠くから眺めるようにして、画面の光は抑えめにして観れるようにしてください。
また、何の制限もなしにだらだら観せるのではなく、
「ママがこれをやっている間だけ、この時間の〜分だけ、観る時は画面から1メートルは離れてから」などと
時間やルールをはっきり決めて、その理由をしっかり説明し、子どもを納得させることが大事です。
私の家では夕食を食べた後、1時間はパソコンを繋いだテレビ画面で子どもに勉強になるようなチャンネルを選んで見せています。
最初は自分が見たいものじゃないと嫌がったりもしますが、
ママが一緒に歌ったり、内容を話したりと楽しそうに付き合うと子どもも喜んでくれるようになりました。
時間がないママやパパでも1日のうちに少なくとも1時間は子どものために時間を配分してあげましょう。
1日のだった1時間、それだけで子どもの将来に大きな投資になるかもしれません。
幼児のスマホ・ゲーム依存は子どもの将来に致命的!ストレスなく辞めさせる方法とは?まとめ
これから私たち子ども達はさらに進んだテクノロジー時代を歩んでいきます。
そんな時代の恵みを最大に活用することも大事ですが、スマホやゲームで子どもが依存になり
将来に悪影響が及ぼすとしたらまさに本末転倒です。
ママやパパが子どもにやってあげることはスマホやゲームより充実した良い刺激を与えること。
視覚と聴覚だけでなく、五感を刺激できる遊びを子供と一緒にして見ましょう。
体を使ってたくさん動くのも良いし、一緒に料理をして美味しい時間を過ごすのも良いです。
電車や車で移動中は歌を歌ったり外の景色についてお話ししましょう。
子供はきっとママが楽しそに話すことについて耳をそらしてくれます。
当然ですが、子どもにとって一番必要なのはママやパパの愛情。
時間が許す限り、子供とたくさんふれあい、たくさんの愛情を注ぎましょう。