こんにちは、ユンママと申します!
今回のテーマは「AI時代の子育て」。
AI,LOLといったテクノロジーの進化は様々な分野に適用されていく中で、
唯一、育児だけがアナログのままでママ一人で頑張るものという認識がまだ残っているように思います。
核家族が一般的な現代においてママだちの負担は減ることなく、
鬱やストレス、育児ノイローゼのような様々な問題を抱えている方も少なくありません。
そんな中、遠隔操作できるロボットの開発によって、嬉しいことに子育てが楽になると期待されています。
これからの子育てにどんな変化が期待されるのかみて参りましょう!
「AI時代の子育て」遠隔技術で育児負担が激減する
子育て。
決して簡単な仕事ではありませんよね。
あの実業家の「落合陽一」さんがある雑誌のインタビューで、
「まるで毎日正解のない問題集を溶かされている気分になる」と表現するぐらいですから
子どもの育児中の方やその経験がある方ならその大変さが分かっていらっしゃると思います。
実際、私も2歳の息子がいますが、子育てが今までやってきたことの中で一番大変な仕事だと感じています。
成長のあらゆる過程の中で起こる感情のコントロール、
特に幼児期にはあらゆるリスクから守るために
一日中気を張っていることは日常茶飯事です。
さらに子どもが一人いることによって掃除、洗濯などの家事にも多くの時間を費やしています。
誰か手伝って欲しい
自分の時間が欲しい
特に0〜3歳の目が離さない子供を育てる方は切実に思うのではないでしょうか。
ヘルパーさんに頼むにも毎日ではお金に負担になる
祖父母と離れて住まれている方はいつも頼るのも厳しいことでしょう。
年に数回実家に帰ってお母さんに子供と遊んでくれるだけで、一人で子供の世話をする時より遥かに楽に感じたりします。
そんな大変な育児事情の中、嬉しいことに
近い将来は、
遠くに住んでいる家族で画面越しで対話できる遠隔ロボットや家事を手伝う家庭用のロボット
のようなAIの力で育児への負担が減っていき、ママさんも自由に好きなことをして楽しい毎日を送れるようになると期待されています。
人間本来の子育てスタイルは「共同育児」
今は、ママやパパだけで子供を育てることが普通になってきましたが、
本来、人間は700万年かけて共同養育で子供を育ててきたと言われます。
これは、今年の1月31日に放送されたNHKのスペシャル番組でも紹介されていますが、
人類が進化の過程で確立したのは「みんなで協力して子育てする」という子育てスタイルで、
母親は本能的に共同養育を望む反面、核家族化によってそれか叶わない環境のため、
不安やストレスを感じやすくなると解説しています。
育児のストレスの原因を新しい側面んで考えた興味深い内容でした。
また、最近観た映画「ちょっと今から仕事やめてくる」でも「バヌアツ共和国」は
今も村人全員で子供の養育に参加するという内容が登場します。
バヌアツ共和国は「世界一幸福度指数の高い国」として選ばれることから
育児への協力は幸福度にも影響することが分かります。
なおさら、若い母親は若いうちに好きなことをしたり、子供の将来のために働くことによって生産性を上げることにも繋げたいものです。
生みの親だけでなく様々な人が協力して子供を育てる。
将来この育児スタイルが再び一般化されることに期待が高かまります。
テクノロジーの進歩による未来の子育て「遠隔コミュニティ」の拡散
すでにAI人工知能、ロボットの進化はより私たちの生活の中に浸透してきている中、
子供のおもちゃも人工知能でお喋りするお人形型のロボットが製品化されているそうです。
日本でも身近で活用できるロボット開発に力を入れ、育児の見方になると期待される遠隔育児支援ロボットChiCaRo(チカロ)や分身ロボット「OriHime」が注目されています。
遠隔育児支援ロボットChiCaRo(チカロ)
ChiCaRoは9月3日、育児ロボット「かぞくでChiCaRo」の先行レンタル予約を開始したと発表。離れた家族と協力し合って育児ができる「遠隔協同子育て」を実現する。
週間アスキー より
ChiCaRoは、0〜3歳の乳幼児とその家族を対象にするロボットで一番手間がかかる子供時期に家庭の見方として開発されたそうです。
ご飯の支度、洗濯、洗い物などやることたくさんのママさんは誰かもう一人いたら楽だろうなと一度は考えたことがあると思います。
私自身、ほぼ一人で子供を育てる日々の中で子供ともっと遊んであげたいけと、他にもやることがたくさん溜まっている毎日、
いつも子供一人で遊ばせるのも言葉の発達に影響しそうで、もっとたくさんの人と絡んで育てたいという思いが常にありました。
それで、この遠隔ロボットChiCaRoの記事を見たときはすぐにレンタルの予約申し込みを行いました。
レンタル開始は2020年の6月からになるので、まだ先になりますが、
利用後の感想を記事にまとめようと思います☺︎
興味ある方は楽しみに待ってくださいね。
人と社会をつなげる分身ロボット「OriHime」
「コミュニケーション テクノロジーで人類の孤独を解消する」
サイボーグ マスク研究者こと吉藤オリィ氏が代表を務めるオリィ研究所が生み出した分身ロボット「OriHime」。2018 年に期間限定で都内にオープンした「分身ロボット カフェ」で接客をおこなったのは、障碍などで外出することが難しい人たち。「OriHime」のカメラやマイクをとおして遠隔地からコミュニケーションすることで、社会参加を実現しました。
https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=SP01 より
遠隔で離れた家族とつながる
こちらもこれからの社会でどんどん身近な存在として活躍されると期待する遠隔ロボットです。
分身ロボット「OriHime」は、子育てだけでなく、体を動けない人たちがロボットと遠隔で繋がることで社会活動の可能性が広がるといる点、
テクノロジーのチカラで世の中が良くなると期待される例ですね。
実際に2018年「OriHime」を使ったロボットカフェがオーブンし、
2019年10月7日から2019年10月23日の期間限定で2回目のロボットカフェが開催されました。
実際に参加された方の感想によると、表情が豊かで、ロボットの向こう側にいるパイロットの性格によってそれぞれ個性現れる点、とっても魅力的だったという評判です。
(参考:https://note.mu/chi_bit_/n/n8497bd3d9f50)
https://dawn2019.orylab.com より
また、今後「OriHime」が家庭でも活用されるようになると、
雇用の面や移動によるコスト削減はもちろん
家の人にとっては家事の負担が大幅に減ることも期待できますよね。
「AI時代の子育て」遠隔ロボットの登場で育児負担が激減!共同養育が常識になる? まとめ
私が生まれ育った韓国では
核家族化になったとは言え、まだお法事文化が強く残っているため親族間の往来が多い国です。
特に親と遠くに離れて住んでいない以上は、一日少なくとも1回は子供がおばあちゃんと顔をあわせるのが一般的で、日本に比べ育児ストレスで悩むママさんが少ないのではないかと思います。
その点、育児ストレスや孤独感など育児で抱える様々な問題を解決するためにも
子供も社会性や語彙力などを高めていくためにもやはり、
多様な人と協力し合う必要があると強く思っています。
先進国になる程、都会に移る家庭が増え、個人個人の子育て負担が増えるのが現実ですが、
一昔、隣人と協力し合いながら行ってきた日本の子育てのように
再び周りとの繋がりを深めていくことが未来の子育ての姿として求められるのではないでしょうか。
ITのチカラで様々な人々と遠隔で繋がって子供を育てる。
そんなポジティブでワクワクする未来を一人の母として期待しているところです。
今日から実践できる!最高の人間力を育む「非認知能力」の育て方
参考資料
NewsPicks Magazine VOL3 未来の子育て
NHKスペシャル 「ママたちが非常事態!?最新科学で迫る日本の子育て」